研修生募集のお知らせ

和ごころ農園では、研修生の募集を開始しました。有機栽培や無肥料自然栽培での農業をやりたい方、中山間地で農業をやりたい方、農林複合経営を考えている方は、是非1度お問い合わせ下さい。
短期、長期、待遇など詳しいことは問い合わせ下さい。よろしくお願い致します。


2009年02月16日

なぜ農の道を選んだのか?E

今日は、お世話になった会社の、本当の最終出社日。
やはり、最後は淋しい気持ちがこみ上げてきたけど、たくさんの方に送り出して頂いたので、充電は完了!!
頑張るしかない。



ついに、最終回を迎えた、「なぜ農の道?」シリーズ。


「八ヶ岳Yesファームで頑張るぞ」


農の道へ進むことを決意し、次なる準備が始まった・・・。
そう、研修先をどこにするか?

秋から、愛知県、岐阜県の農場を見て回り、春に行った、静岡、山梨にももう一度行った。
どこも、空気がおいしく、ここで農業やったら気持ち良い所ばかり。
最初はやはり東海地方でと思っていたけど、気になる農場が。

そこがまさしく、山梨県北杜市にある、八ヶ岳Yesファームでした。

選んだ理由は・・・

・徳永さんの「語りかけ農法」に共感した!

・丁寧に教えて頂き、しかも、たくさんアドバイスを頂けた

・WWOOFのホストをやられており、「人が集まる場所」だった
 (人が集まる場所に悪い所はない!)

・決め手?は徳永さんの笑顔が素敵だったこと(ホモじゃないです、笑)


タイミングもあるし、ドキドキで長期研修をさせて頂けないか聞いたところ、OKが!!


徳永さん、今の所の予定である1年間、よろしくお願い致します!!!


6回に渡って続いてきたこのシリーズもここまで。
どうして農業なの?って良く聞かれるのだけど、あまりうまく説明できない・・・。
そういう点で、振り返って整理できたことが収穫だったな。。
(文章が下手はのが痛いが、これから一杯書いて、うまくなるしかないね・・・)


今週の後半からはついに研修日記に突入〜


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2009年02月15日

なぜ農の道を選んだのか?D

出発前に「なぜ農の道?」シリーズを完結したく、またまた続きます。

第5回目です。


「放浪の旅」


2007年に米作りを体験したのを機に、仕事としてやって行くにはどうすれば良いのか、模索の日々が始まる・・・。

大阪まで「新・農業人フェア」に行ったり、愛知県田原市で自然農をやっている方の所へ行き、静岡の有機農家さん、山梨の有機農家さんと、自分探しの旅に出た。

静岡の方には、「考えが甘い!」とズバッと切られ、少々傷心気味(笑)で、山梨県へ移動。そこで出会ったのが徳永さんでした。

静岡の方、徳永さんにたくさんアドバイスを頂き、もう一度自分の考えをしっかり持たなきゃなと。
動いて、直接お話を聞きに行ったからこそ得られたアドバイスだと思った。
2008年3月のこと。

それからいろいろ本を読んだり、講演を聞きに行って、なぜ「農」を仕事にしたいのか見えてきました。


・つながりを大切にしたい!
 人と人が笑顔でつながれる仕事

・里山では有機の米作りをしている人が田舎の原風景を作っている!という自負があって、それを、単純に、カッコイイ!と思った
 (お金の価値だけで判断していないことに感動もした)

・本質を見抜く力をつけたい!
 このブログのタイトルにもつながると思うけど、自然から、土から離れて暮らしていると五感も鈍るし、頭デッカチになっている自分から脱却したかった。

・汗かいて実りを得る仕事に魅力を感じた!


こういった事とスローフードの考え方と、社会的なことと、つながっていくと確信したから、農の道を選ぶ事に決心した。
半年かかってここに辿り着いた。


そして、いざ会社を辞めて、どこに行こう?となり・・・


次回(最終回)へつづく。

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2009年02月14日

なぜ農の道を選んだのか?C

続けて「なぜ農の道?」の第4回目です。


「SBSを通して出会った人たちA」


2005年秋に、年2〜3回行われるSBSの合宿があり、そこに講師として講演して下さったのが塩見直紀さん。

「半農半Xという生き方」という話を塩見さんから直接伺い、少しずつ目指すべきスタイルが見えてきた気がした瞬間でした。
この合宿ではほとんどお話することはなく、翌日の早朝に駅までお届けしたのが初会話でした。
本を書いている人に初めて会ったので、ドキドキだったのを今でも覚えています・・・。


それから塩見さんのブログ( http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/ )をちょこちょこ見るようになり、月日は経ち、2007年・・・。


2006年から塩見さんが始められた、1000本プロジェクトに2007年度は参加させてもらえることに!

1000本プロジェクトは、365日×3杯=1095杯分のご飯を自給しようとする素敵なプロジェクトで、稲1株が約1杯分になることから、1000本の稲を植えて、無農薬で米作りを体験できるものです。
詳しくはこちら→ http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/3002

この1000本プロジェクトで、綾部まで愛知県から200数十キロ車を走らせ、田植え、草取り×5回程、稲刈り、脱穀と体験させて頂いた。
人生で初めて、生きていくベースとなる「食」について向き合った5ヶ月だった。

・草取りをする区画は稲も青々とし、成長も早い。大変だけど、その成果が目に見えるし、何よりも、お米がおいしくなる!
(それにしても、草の生命力には驚かされました・・・)

・塩見さんも言われているように、そこまで大きな面積をやらなくても家族で食べていける分は自給できそうだなという、「感覚」が得られた!

・何よりも太陽の下、汗かいて働き、温泉につかった時の気持ち良さ!!
 (もちろん、毎日の作業になると大変だと思いますが・・・)

色々な収穫があった、初米作りでした。


この体験をきっかけに、お米だけでなく、野菜も作ってみたいと思いはじめるようになり、2008年は、有機農業について、調査、模索が続いていき、今月からお世話になる徳永さんに出会うことになる・・・


次回につづく


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2009年02月13日

なぜ農の道を選んだのか?B

旧暦1月19日
第三候「氷の上に魚が跳ね出す」


なぜ農の道?第三回です。

「SBS(スロービジネススクール)を通して出会った人たち@」


2005年のはじめにSBSに入会したことと、この年に愛地球博が開催されたことの偶然が大きな出会いを生んでくれました。

2005年は出会いの年!
今回は2005年前半編です。

SBSの中村隆市さん(校長)が万博で講演するとのことで、来名。
夜に自然食レストラン空色勾玉で会食。
中村さんをはじめ、名古屋地区のSBSの学生の初顔合わせ。
この後も何度も僕をマインドコントロール(応援!)してくれる西井さん(SBS1期生)と出会う。
そこに、特別ゲストの岡田さんもご一緒にいらっしゃった。
岡田さんは名古屋でサステイナブルなミライに向けた活動を行っている、名古屋の中村校長のような方でした。
(私も参加させてもらっているWill Platform→ http://will-p.seesaa.net/ )


この日の出会いから全て始まったと言っても過言ではないかも・・・。

そして、出会いの連鎖は続き、岡田さんを通して、ストローベイルハウス(藁の家)の研究、普及活動をされている大島さんとも出会うことができた。
何度かワークショップにも参加して、

あ〜将来、自分で作った米の藁で家が建てられたらな〜と夢見るのであった・・・。

名古屋で出会った人達はみな、社会的な仕事をすることを目標に様々な活動をされており、単純にカッコイイ!と思った。
この頃から、まだまだ漠然とではあったが、「社会起業家」になることを目標に。

そして、2005年の秋に塩見直紀さんに出会って、その思いが強くなる・・・


次回へ続く。





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2009年02月09日

なぜ農の道を選んだのか?A

旧暦1月15日。満月。名古屋は曇ってて見えません・・・。

二十四節気をさらに細かくした七十ニ候の第二候が今日です。
(この二つから気候という言葉は生まれたとか、なるほど。)

「うぐいす、鳴き始める」

確かに昼間は温かいですね。名古屋は10日連続最高気温が10℃以上あるとか。


本題のなぜ農の道を選んだのかシリーズ、第2回目です。

「スロービジネススクールとの出会い」


いつかはスローフードな暮らしを夢見て、2004年4月から社会人に。
大学時代の専攻と同じ分野に進みましたが、もちろん、仕事内容は初めてのことばかりで勉強の日々が続いていたが、比較的残業は少なかった。
同期は残業も多く忙しいという話を聞いて、取り残されている感が募った。
今考えれば、この時のこの感情がなければ、今の僕はないかもしれない。

時間に余裕がある時に資格をとろう

そう思った僕は、本屋の雑誌コーナーで、たまたま手に取ったのが日経キャリアマガジン!
巻頭のインタビュー特集で、100万人のキャンドルナイト呼びかけ人代表の辻信一さんが出ていました。

記事には、
最先端を追い求め、大量生産・大量廃棄を繰り返すシステムは行き詰まっている。
発想を転換した、自然エネルギー開発や有機農業、自然再生事業などのスロービジネスは、大きなビジネスチャンスになる!
とあった。

「これだ!」とガッツポーズ!

しかも、スロービジネスを実践する学校を開講しており、今2期生の募集中とあり、帰宅してすぐにネット検索、即応募することになる・・・。

2005年のはじめ、無事、スロージビネススクール2期生に合格し、インターネットを中心とした様々な出会いが広がっていった・・・


次回へつづく。


スロービジネススクール(SBS)のサイトは以下です。ご参考に。。
http://www.slowbusiness.org/


posted by KAZU at 20:59| Comment(0) | 農の道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月03日

なぜ農の道を選んだのか?@

旧暦1月9日。節分です。

昔だと、今日が年の節目。冬も終わり、また明日から1年が始まる。

今年の恵方巻は東北東向いて食べるそうです。


今日からシリーズものの第二弾を開始します。

なぜ農の道を選んだのか?編
第1回目は

「母の死とスローフードとの出会い」


やはり、起源はここにあると思っています。
大学2年生の時(99年)に、母が肺がんになり、翌2000年に亡くなりました。
病気が分かった時には、すでに末期。
僕は母が亡くなるまで末期とは知らずに過ごす・・・。

話は逸れるが、親孝行はできるうちにしておこう!
(と言いつつ、父には心配ばかりかけている自分であるが)

母の死で、自分の中で大きな変化があったと思う。

それは、当たり前だけど、健康第一で、家族を大切にしたい。
普通に暮らしていたら特に湧いてくる感情ではないのかもしれない。
「失って初めて気づく」というやつか・・・。


そんな中、(多分)2003年に、テレビか本で、イタリア初の「スローフード」という
言葉に出会う。

家族や大切な仲間と
旬で安全でおいしいものを
ゆっくり、感謝して頂く


すぅ〜っと僕の身体に入ってきた。
目指すはこんな生活だ!!

と大学院2年生の時に心に誓うのでした。

次回へ続く


posted by KAZU at 11:06| Comment(0) | 農の道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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