第5回目です。
「放浪の旅」
2007年に米作りを体験したのを機に、仕事としてやって行くにはどうすれば良いのか、模索の日々が始まる・・・。
大阪まで「新・農業人フェア」に行ったり、愛知県田原市で自然農をやっている方の所へ行き、静岡の有機農家さん、山梨の有機農家さんと、自分探しの旅に出た。
静岡の方には、「考えが甘い!」とズバッと切られ、少々傷心気味(笑)で、山梨県へ移動。そこで出会ったのが徳永さんでした。
静岡の方、徳永さんにたくさんアドバイスを頂き、もう一度自分の考えをしっかり持たなきゃなと。
動いて、直接お話を聞きに行ったからこそ得られたアドバイスだと思った。
2008年3月のこと。
それからいろいろ本を読んだり、講演を聞きに行って、なぜ「農」を仕事にしたいのか見えてきました。
・つながりを大切にしたい!
人と人が笑顔でつながれる仕事
・里山では有機の米作りをしている人が田舎の原風景を作っている!という自負があって、それを、単純に、カッコイイ!と思った
(お金の価値だけで判断していないことに感動もした)
・本質を見抜く力をつけたい!
このブログのタイトルにもつながると思うけど、自然から、土から離れて暮らしていると五感も鈍るし、頭デッカチになっている自分から脱却したかった。
・汗かいて実りを得る仕事に魅力を感じた!
こういった事とスローフードの考え方と、社会的なことと、つながっていくと確信したから、農の道を選ぶ事に決心した。
半年かかってここに辿り着いた。
そして、いざ会社を辞めて、どこに行こう?となり・・・
次回(最終回)へつづく。